101E-****_%番のツールが破損した可能性があります <DWX-4>
101E-**** % 番のツールが破損した可能性があります。(% は、「1~4」のいずれか) |
ミリングバーに大きな負荷がかかったため、ミリングバーがずれたか破損しました。加工条件が厳しすぎる可能性があります。CAMの設定や、加工データの形状の見直してください。加工データを見直しても同じメッセージが表示される場合は、ミリングバーが摩耗している可能性があります。新しいミリングバーに交換してください。
細いミリングバーが折れた場合、先に加工する太いミリングバーが摩耗して充分切削できないため、削り代が大きくなり、細いミリングバーが折れるケースがありますので、太いミリングバーの確認も行ってください。
ミリングバーを把持したままの場合は、まず材料を外してVPanelの_設定→メンテナンス→コレット開をクリックし動作が終わったら手で取り外しください。
ミリングバーが折れていないのにこのエラーが出る時はこちらの処置をお試しください。
参考:101F-****_%番のツールがずれて下がっています <DWX-4>
ミリングバーを新品へ交換して加工してください。
細い方でミリングバーのエラーが出る場合は太いバーの消耗がすすんでいることがとても多いです。ずれ下がりエラーが起こった場合にはまず両方のバーを新品へ交換をお試しください。
ミリングバーの想定時間内であっても加工条件や、材料の種類などで消耗が早まることがあります。ミリングバーが折れるまで使用するとスピンドルやコレット、モーターへの負荷が高くなり機体トラブルが増えることが考えられます。
ミリングバーをチャックする(掴む)部品、コレットの中に加工くずが固着している
コレットを取り外し内部の清掃をする。
⇩参考動画
ミリングバーや材料がCAMと合っていない、材料ががたついている
ミリングバーの種類、材料の種類や大きさの確認をお願いします。
加工スピードが速すぎたり、ミリングバーのシャンク部分が金属や材料に当たっている場合があります。
ミリングバーセンサーに付着物
ミリングバーセンサーはミリングバーを掴んだり離したりするときに必ずあたりに行くストッカー奥にある突起している形状のセンサーです。
参考:101C-0000 _ツールセンサーを検出できませんでした <DWX-4>
加工条件が厳しい
CAMデータの見直しをお願いします。CAMのバージョンアップから不具合は増えていませんか。
加工スピードが速すぎている場合があります。
送り速度(オーバーライド)の設定で簡易的に加工負荷を下げる事が出来ます。
参考:オーバーライド 送り速度
スピンドルやミリングバーホルダーの取り付け不備
スピンドルベルトが張っているか、ガタツキなく、きちんとネジは止まっているかご確認ください。
スピンドルの取り外し、正しく取り付けすることで交換しなくとも改善することもあります。
スピンドルの寿命
スピンドル使用時間が目安の2000時間未満でもスピンドルの交換が必要な場合があります。
※スピンドルは消耗品です。
使用目安は2000時間としておりますが、加工条件や、材料の種類などで消耗が早まることがあります。ミリングバーが折れるまで使用するとスピンドルやコレット、モーターへの負荷が高くなり機体トラブルが増えることが考えられます。
スピンドルの交換のための訪問は保守契約対象外です。訪問する場合は出張料が発生いたします。
参考:102D-0000_スピンドルを回転できません_スピンドル過電流 <DWX-4>
コレットの変形、ヒビ、欠け
コレットの交換をしてください。(コレットは消耗品です)
※コレットはミリングバーと同じように販売店にご注文ください。
※スピンドル交換いただくとコレットも付属しております。
▶エラーが再発する場合はコールセンターへご連絡ください。