102D-0000_スピンドルを回転できません_スピンドル過電流 <DWX-4>
1029-0000 スピンドルに許容範囲を超える負荷がかかりました。
102A-0000 スピンドルに許容範囲を超える電流が流れました。
102D-0000 スピンドルのロックや電圧不足でスピンドルを回転できません。
スピンドルに大きな加工負荷がかかるなどして停止しました。電源をオフにしてください。加工条件が厳しすぎる可能性があります。CAMの設定や、加工データの形状を見直してください。
スピンドルモーターエラーが発生しました。モーター負荷が高い状態が続いたり、瞬時に過大なモーター負荷がかかったりしたことが原因です。電源をオフにしてください。本機の能力を超える加工だったと考えられます。起動しなおす前に、加工条件を見直してください。また、モーターが過熱している場合もありますので、しばらく休ませてから再開してください。それでもなおこれらのメッセージが表示される場合は、お買い上げの販売店または当社コールセンターまでご連絡ください。
再発のテストは慣らし運転をお試しください。
▶冬期、朝一番に加工を始める時にこのエラーが表示される場合は、スピンドル内のグリスが固まっている可能性が高いです。
※設置時にこのエラーが表示されてしまう場合は荷台の気温が低かったことが原因です。
⑴この場合は物理的にスピンドルを温めてください。
・加工くずが機体の内部に入り込まないように注意してドライヤーを使用する。
・直接手でスピンドルを覆って温める。
▶スピンドルに加工くずのカケラが噛み込んでいませんか
左下切り替え部分に切削粉が挟まっていないか「コレット開」を行い清掃してください。
下部を回して確認してください。「コレット閉」で初期位置に戻ります。
▶電圧不足
コンセントがたこ足配線や、他の機体と同時に電源を使用した場合、電源容量を超える事があります。
▶スピンドルの寿命
スピンドルを実際に手で回していただいて重い場合、ゴリゴリ感のある場合はスピンドル使用時間が目安の2000時間未満でもスピンドルの交換が必要です。
▶ミリングバーの摩耗
想定より大きな力が必要になっています。切れない刃で加工しているかもしれません。
ミリングバーを新しいものと交換して加工してください。
※ミリングバーは消耗品です。
ミリングバーの想定時間内であっても加工条件や、材料の種類などで消耗が早まることがあります。ミリングバーが折れるまで使用するとスピンドルやコレット、モーターへの負荷が高くなり機体トラブルが増えることが考えられます。
▶CADCAM冠の大きさがデータと合っていない
・取り付けたCAD/CAM冠の大きさが合っているかの確認してください。
・小臼歯サイズをセットするところへ大臼歯サイズをセットすると、過負荷が発生し、ミリングバー折れや、過電流エラーが発生する場合があります。
▶ベルトの緩みがないか
ベルトが正しく取り付けられていないと、モーターの力をスピンドルに伝える事が出来ません。
⑴ベルトが正しく取り付けられていますか?メンテナンスカバーを開けてご確認ください。
・位置:中央に設置できていますか。
・貼り具合:ピンと張った状態ですか?
緩い場合は、ベルトテンション調整を行ってください。
▶エラーが再発する場合はスピンドルの交換をお願いします。
※スピンドルは消耗品です。
使用目安は2000時間としておりますが、加工条件や、材料の種類などで消耗が早まることがあります。ミリングバーが折れるまで使用するとスピンドルやコレット、モーターへの負荷が高くなり機体トラブルが増えることが考えられます。
スピンドルの交換のための訪問は保守契約対象外です。訪問する場合は出張料が発生いたします。
▶オーバーライドの変更が有効な場合もあります。