コレットが取り外せないとき <DWX-4>
コレットを取り外して内部の清掃を行うと、ミリングバーのずれ下がり、ピン材の加工中の落下、ミリングバーが離せないなどの様々な不具合解消に有効です。
コレットを取り外すときに、スピンドルと供回りしてしまい、取り外せないことがあります。
このようなときは、テープでスピンドルの下部を固定してから、取り外します。
DWX-4には「ZS-4D」のスピンドルが搭載されています。
【使用するもの】
・テープ
(※マスキングテープや養生テープなど、はがしやすく、のり残りのないものを使用してください。)
・スパナ コレット用
・検出ピン
【手順】
①材料や治具が加工機に付いていたら取り外ししてください。
次にVPanelの[設定]を開き、[メンテナンス]タブ - [コレット開]の順にクリックする。
②スピンドルの先端部が下りてくるので、下図、2つの矢印の部分をまたぐようにテープを2~3周巻きつける。
③準備ができたらスパナをコレットに合わせ、検出ピンをコレットの穴に差し込む。
付属品のスパナは2種類ございます。
④検出ピンを支えながら、勢いよくスパナを回しコレットを外す。
※コレットをとり外すときは上から見て時計回りです。
⑤コレットが外れたら、テープを忘れずにはがして作業完了です。
参考
コレット増し締め
コレット交換