スピンドルの交換方法_ZS-4D <DWX-4>
DWX-4のスピンドルの交換方法は下記をご覧ください。
👇参考動画
ZS-4Dスピンドルユニット交換方法
交換のための準備
- スピンドルユニットを待機位置に移動させるため電源スイッチをオンにする。
- スピンドルユニットにミリングバーがついていたら 本体の操作ボタンを押して、ミリングバーをスピンドルユニットから取り外す。
- 以上の準備ができたら本体の電源スイッチをオフにし電源コードを本体から抜く
スピンドルユニットの取り外し
モーターステイを固定しているネジを緩める。ねじを2回転ほど緩めます。
ベルトの片側を取り外す
図の矢印の位置を加工機本体左側に向けて押し、ベルトをモータープーリーから取り外します。
スピンドルユニットを取り外す
ネジを取り外し、スピンドルユニットをゆっくりと手前に引き抜きます。
ご注意 引き抜くときに、スピンドルユニットを導電プレートに当てないでください。 |
新しいスピンドルユニットの取り付け
新しいスピンドルユニットにベルトをかける
ベルトは同梱されている新しいものを使用し、白線のある側を外側にしてください。
ご注意 ベルトは2種類同梱されていますが、DWX-4では短いベルト(長さ140㎜)を使用してください。 またベルトの向きを誤って取り付けると、スピンドルの回転が悪くなる場合があります。 |
スピンドルユニットを取り付ける
スピンドルユニットをピンにはめ込みます。
ご注意 ベルトをスピンドルユニットの裏側に挟み込まないようにしてください。スピンドルユニットを導電プレートに当てないでください。 |
スピンドルユニットを固定する
ネジでスピンドルユニットを固定します。
ベルトをモータープーリーにかける
図の矢印の位置を加工機本体左側に向けて押し、ベルトをモータープーリーにかけます。
ベルトの位置を調整する
モータープーリーを回すとベルトが移動します。左右どちらかに回しながら、ベルトが下図の位置にくるように調整します。
モーターステイを固定する
ネジを締めつけます。
①導電プレートの位置を確認する
下記3点を確認します。全て満たされている場合は、手順④に進んでください。いずれかが満たされていない場合は、手順②に進んでください。
- 導電プレートがスピンドルユニットに当たらない
- モータープーリーを回し、導電プレートがスピンドルユニットと接触して異音がしない。
- 導電プレートとスピンドルユニットの距離が0.7mm以下。
参考:導電プレートの厚みは0.2mmです。
②導電プレートの位置を調整する
ネジを緩めます。
調整ネジを左右どちらかに回して手順①を満たす位置に導電プレートを移動させます。
③導電プレートの位置を固定する
ネジを締めて導電プレートの位置を固定します。その後、手順①を満たす位置に導電プレートがあるか確認します。
④メンテナンスカバーを閉める
スピンドルユニット交換後の作業
- スピンドルユニットの回転時間をリセットする。
- VPanelを表示し、【設定】をクリックする。表示方法は加工機本体に付属のマニュアルを参照してください。
- 【メンテンス】タブ内にある【リセット】をクリックする。
旧VPanel |
新VPanel |
スピンドルユニットの慣らし運転を行う
慣らし運転を行わないと、スピンドルの回転が不安定になることがあります。
慣らし運転中、異音がしないか確認してください。
異音がする場合は導電プレートがスピンドルに当たっている可能性があります。
加工機の自動補正を行う。
自動補正を行わないと、不本意な切削結果になることがあります。