101D-000X_ツールを掴んだまま離せません <DWX-4>
101D-000X_ツールを掴んだまま離せません
VPanel に表示されるメッセージにしたがってミリングバーを強制リリースしてください。ミリングバーを取り外したあとは、コレットの内部やマガジンを清掃してください。コレット内を掃除しても再発する場合は、コレットが変形している可能性があります。その場合はコレットを交換してください。
ミリングバーを把持したままの場合は、まず材料を外してVPanelの_設定→メンテナンス→コレット開をクリックし動作が終わったら手で取り外しください。
想定される原因
■ツールホルダーの上下が逆になっていないか
ツールホルダーは磁力がないときちんと返却できません。
ツールホルダーの取り付け方法
①ツール位置決め治具にツールホルダーを取り付ける。
ツールホルダーを図の向きで差し込み、穴の奥に当て付けてください。
②ツールをツールホルダーに通し、位置を決める。
ツールは図の向きで通し、両端がツール位置決め治具の穴の範囲に入るようにしてください。
セットビス ( 小 ) を六角ドライバー ( 小 ) で固定する。
③ATC マガジンにツールをセットする。
奥までしっかりと差し込んでください。ツールは 2 本セットできます。ツール番号はマガジン表面に表示されています。
ツールホルダーは2種類ございます。DWX-4には「ZBH-4D」をご使用ください。 DWX-4・DWX-51D・DWX-52シリーズ(スピンドルZS-4D搭載機)➡ZBH-4D対応機種 DWX‐52シリーズ(スピンドルZS-52D搭載機)・DWX-53DC➡ZBH-52D対応機種 |
■ミリングバーをチャックする(掴む)部品、コレットの中に加工くずが固着している
▶コレットを取り外し内部の清掃する。
▶コレットの締め付け加減はスピンドル下部が供回りすればしっかり締まっています。
⇩参考動画
■ツールストッカーとミリングバーの位置ズレ
1番2番のミリングバーストッカーとミリングバーの位置関係がずれていて、ミリングバーが離せない場合は(ミリングバーがツールストッカーに入る時にゴリゴリ音がします)自動補正を行ってください。
⇩参考動画
■コレットの変形、ヒビ、欠け
▶コレットの交換をしてください。(コレットは消耗品です)
※コレットはミリングバーと同じように販売店にご注文ください。
※スピンドル交換いただくとコレットも付属しております。
▶エラーが再発する場合はコールセンターへご連絡ください。