オーバーライド 送り速度
加工精度が悪い場合、まずはミリングバーやスピンドルが消耗していないかを
確認してください。
ミリングバー、材料、CAM設定の組み合わせの影響で
加工の速度を遅くすると、加工の仕上がりが改善することがあります。
VPanel→オーバーライド→送り速度のパーセンテージを下げてお試しください。
まずは75%~80%くらいで試してください。
加工中のスピンドル回転数を調整できますが、スピンドルの回転数は基本的に変更しません。加工データで指令されている回転数を 100%とし、大きな値にするほど回転数が上がり、小さな値にするほど回転数が下がります。
加工機の電源を OFF にするとオーバーライドは 100% に戻ります。
メイン画面では、オーバーライド後のスピンドル回転数ではなく、加工データで指令されているスピンドル回転数が表示されます。
オーバーライドを設定しても、本機の最高速度(回転数)や最低速度(回転数)を超える動作はできません。
【DWX-4】
設定➡オーバーライド
【DWX-51D】
歯車アイコン➡設定 オーバーライド
【DWX-42W/52D/52DC/DCi/53DC】
歯車アイコン➡全般➡高度な設定を表示する➡OK➡はい
スパナトンカチアイコン➡高度な設定
加工中の「送り速度」と「スピンドル回転数」を調整できます。加工の状態を見ながらその場で送り速度などを変更したいときに便利です。オーバーライドは、パーセントで指定します。
例えば、コンピューターから送られる加工データの指令が 10000 rpm のとき、オーバーライドを150% にすると実際には 15000 rpm で回転します。
送り速度ワークを加工しているときのミリングバーの移動速度を調整できます。加工データで指令されている速度を 100%とし、大きな値にするほど速く、小さな値にするほどゆっくりになります。
▶エラーが再発する場合はコールセンターへご連絡ください。