自動補正/キャリブレーション<DWX-4>
加工機の補正
長期間使用したり、周囲の環境が変化したりすると加工機の精度が変化する場合があります。自動補正を行うことでATC マガジンや回転軸の位置が補正されます。
参考:手動補正 <DWX-4>
参考動画
作業を行うとき
機体を設置したとき
スピンドルユニットを交換したとき
切削位置にずれが発生した場合
切削結果に段差が発生、Z 方向に穴が開くなどの症状が出た場合
必要なもの
検出ピン |
自動補正用治具 |
六角ドライバー(中) |
お手入れ用の布 |
手順
①機体にワーク、クランプ、ツールが取付けられている場合は取り外す。
②加工機の切削くずを取り除く。
③検出ピン、自動補正用治具、ATC マガジンを付属のお手入れ用の布できれいに拭き取る。汚れが付着していると、正常に補正が出来ない場合があります。
④検出ピンを ATC マガジンの 1 番にセットする。
⑤自動補正用治具を取り付ける。
①自動補正用治具を隙間の無いように取り付ける。治具のくぼみをワーク取付部のネジ穴位置に合わせると、奥まで入ります。
②セットビス ( 大 ) を六角ドライバー ( 中 ) で締め付ける。
⑥フロントカバーを閉じる。
⑦ ①VPanel のメイン画面で、自動補正を行う機体を選択する。
②「設定」をクリックする。[ 設定 ] 画面が表示されます。
⑧ ①[ メンテナンス ] タブをクリックする。
②「自動補正」をクリックする。VPanel に表示される手順に従い自動補正を開始してください。
⑨ 自動補正が終了したら、検出ピンと自動補正用治具を取り外す。自動補正用治具は固定するセットビスを 2 周ほどまわすと取り外せます。
ご不明点はコールセンターへお問い合わせください。