PMMAやPEEK加工のメンテナンス <DWX-4>
PEEK材や加工についてのお問い合わせが増えています。
トラブルが発生した場合は加工の負荷を下げて使用いただくようご案内しています。
・CAMの設定がPMMAやPEEK加工の設定になっているか販売店へご確認ください。
・ミリングバーはPMMAやPEEK加工に適したコーティングになっているか販売店へご確認ください。
・イオナイザーはPEEK加工には効果がありません。PMMAのみに効果を発揮します。
・粗削り加工時に仕上げ用ミリングバーのチャック部分に切削粉が付着しているとトラブルが起こることがあります。pause(一時停止)して清掃することをお勧めします。
・オーバーライドの送り速度80%に下げる。
参考:オーバーライド 送り速度
・次の加工を始める前に念入りな清掃を推奨しています。
・機体トラブル(エラー停止)が発生したらコールセンターへご連絡ください。
市販のブラシや集塵機を使って加工エリア内を清掃します。特に下図の① ~⑦ の部分は切削くずが付着したままだと、加工結果に影響を及ぼす可能性があるため、念入りに切削くずを取り除いてください。
※本体が待機状態のとき、フロントカバーを開けて操作ボタンを押すと集塵機がオンになります。
①ブロックワーク用クランプのネジ部分
②ワーク(材料)取付部のネジ部分
③ATCマガジンのストッカーの中
④ツールセンサー
⑤イオナイザー部分
⑥ツールホルダーとツールのシャンク部分
⑦スピンドルの清掃
⑧その他、庫内のジャバラ部品などの壁や天井
⑤イオナイザーの清掃は、集塵機を使ってください。内部には直接手で触れないでください。
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⑦スピンドルの清掃 下図矢印部分に切削粉やカケラが挟まっていないか メンテンスの「コレット開」をクリックし下部を回して清掃してください。 |
▶エラーが再発する場合はコールセンターへご連絡ください。