自動補正でエラーが出る <DWX-51D>
自動補正に失敗する
自動補正用治具、検出ピン、ATC マガジンが汚れていませんか? | 自動補正用治具、検出ピン、ATC マガジンが汚れている場合は、汚れを取り除いてください。これらに加工くずなどが付着して汚れていると、センサー機能が正しく働かなくなるために、検出ができません。 |
自動補正用治具は正しく取り付けられていますか ? |
自動補正用治具の取り付けを確認してください。 |
検出ピンは正しく取り付けられていますか ? |
検出ピンの取り付けを確認してください。検出ピン |
▼自動補正の参考動画
・自動補正が完了しない。
・検出ピンの太さが違います。
・検出ピンが長すぎます。
・清掃してくださいの表示で停止する。
・ミリングバー返却の時にツールストッカーの穴の周り金属に擦って異音がする。
▶加工精度を上げるために値を厳しくしています。
⑴グリスやハンドクリームの付いた手で自動補正治具や検出ピンを触っていませんか。
ウエスやキムワイプなどでよくふき取ってください。
⑵庫内天井、蛇腹部分から切削粉がぱらぱら落ちていませんか。刷毛や筆などで払って集塵してください。
⑶検出ピンの太さや長さに関するエラーは、エラー停止した場所が汚れています、停止した場所の清掃をお願いします。
⑷ミリングバーセンサー周りの清掃を念入りにできていますか。刷毛で払って集塵してください。
⑸ツールストッカーの側面もふき取ってください。
(6)リーフスプリングやリーフスプリングとスピンドルの接点が汚れてもエラーが出ることがあります。
▶機体内部を清掃する。
回転軸ユニットは VPanel の「清掃ツール」を使用して清掃してください。
下図の ~ の部分は加工くずが付着したままだと、加工結果に影響を及ぼす可能性があるため、念入りに加工くずを取り除いてください。
※ウエスに水分がありますとサビの原因になります。
※火気の危険がありますので(無水)アルコールを使用した清掃はマニュアルでは推奨しておりません。
▶スピンドルが消耗していると、清掃しても導通不良で通らない事やランダムな位置で停止することがあります。清掃してもエラーが出る場合はスピンドル交換が必要な場合もあります。
※スピンドルは消耗品です。
使用目安は2000時間としておりますが、加工条件や、材料の種類などで消耗が早まることがあります。ミリングバーが折れるまで使用するとスピンドルやコレット、モーターへの負荷が高くなり機体トラブルが増えることが考えられます。スピンドルの経年劣化によるエラーの可能性もあります。