PEEKやPMMA加工のメンテナンス <DWX-53DC>
PEEK材の加工についてのお問い合わせが増えています。
トラブルが発生した場合は加工の負荷を下げて使用いただくようご案内しています。
・CAMの設定がPEEKやPMMA加工の設定になっているか販売店へご確認ください。
・ミリングバーはPEEK、PMMA加工に適したコーティングになっているか販売店へご確認ください。
・イオナイザーはPEEK加工には効果がありません。
・オーバーライドの送り速度80%に下げる。
・次の加工を始める前に念入りな清掃を推奨しています。
・機体トラブル(エラー停止)が発生したらコールセンターへご連絡ください。
最初のミリングバーが想定より早く消耗していると、2本目3本目の細いミリングバーが折れやすくなりますので、早めの交換を推奨しています。 |
Vpanel〔加工エリアの清掃〕画面を開き をクリックする 集塵機をオンにして画面の指示に従って、付属品のはけを使って、念入りに加工くずを取り除いてください。加工くずが付着したままだと、加工品質に影響を及ぼす可能性があります。取り除いた加工くずは、集塵機に吸い込ませてください。
はけ |
お手入れ用の布 |
防塵カバーを外す |
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クランプ ①を清掃します。 |
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付属品のお手入れ用の布で、カメラのカバーを拭きます。 |
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クランプ①の裏面を清掃します。 |
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スピンドルの先端を清掃します。ダミーピンやコレット、ミリングバーホルダーのすき間に残った加工くずも取り除いてください。 |
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バーコードセンサー①とアダプターストッカー②を清掃します。バーコードセンサーに加工くずが付着していると、アダプター ID を正しく読み取れません。付属品のお手入れ用の布で、バーコードセンサーを軽く拭いてください。 | |
集塵機をオフにする。ミリングエリアに防塵カバーを取り付ける。 ミリングエリアカバーを閉じ、[閉じる]をクリックする。 |
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イオナイザーの清掃は、集塵機を使ってください。内部には直接手で触れないでください。
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アダプター・ミリングバーホルダーとシャンク部分 アダプターのバーコード①に付着した加工くずは、念入りに拭き取ってください。加工くずが付着したままだと、アダプター ID を正しく読み取れません。灰色の部分の汚れを拭き取ってください。
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スピンドルの清掃
「コレット開」をクリックしスピンドル下部を回しながら清掃してください。終わったら「コレット閉」で初期位置に戻ります。赤枠部分の切削粉は挟まっていないか、加工くずのカケラが噛み込んでいないか確認と清掃してください。
▶エラーが再発する場合はコールセンターへご連絡ください。