102*-0000_スピンドルに許容範囲を超える負荷/電流 /高温<DWX-52DC/DCi>
「1029-0000」スピンドルに許容範囲を超える負荷がかかりました。
「102A-0000」スピンドルに許容範囲を超える電流が流れました。
「102B-0000」スピンドルモーターが高温になりました。
状況/エラーの原因
• ミリングバーが摩耗している
• 本機で加工できないワークを使用している
• 加工条件が厳しすぎる
手順
①電源をオフにする。
②ミリングバー、ワーク、または CAM の設定や加工データの形状を見直す。
③しばらく休ませてから電源をオンにする。モーターが過熱していることが考えられます。
▶ミリングバーの摩耗
想定より大きな力が必要になっています。切れない刃で加工しているかもしれません。
⑴ミリングバーを新しいものと交換して加工してください。
※ミリングバーは消耗品です。太いバーも細いバーも新品へ交換してください。
ミリングバーの想定時間内であっても加工条件や、材料の種類などで消耗が早まることがあります。ミリングバーが折れるまで使用するとスピンドルやコレット、モーターへの負荷が高くなり機体トラブルが増えることが考えられます。
▶ベルトの緩み
ベルトが正しく取り付けられていないと、モーターの力をスピンドルに伝える事が出来ません。
VPanelの設定→メンテンス→スピンドル交換のボタンをクリックし動作完了後 加工室左上の取っ手を開けてスピンドルをご確認ください。確認後は「コレット閉」で初期位置にもどります。
⑴ベルトが正しく取り付けられているか確認する。
・位置:下図のように中央にあるか
・張り具合:ピンと張っているか
緩い場合は、ベルトテンション調整を行ってください。
参考:スピンドルの交換方法_ZS-4D <DWX-52DC/DCi>
参考:スピンドルの交換方法_ZS-52D <DWX-52DC/DCi>
▶それでもエラーが出る場合はスピンドルの交換をお願いします。
※スピンドルは消耗品です。
使用目安は2000時間としておりますが、加工条件や、材料の種類などで消耗が早まることがあります。ミリングバーが折れるまで使用するとスピンドルやコレット、モーターへの負荷が高くなり機体トラブルが増えることが考えられます。
スピンドルの交換のための訪問は保守契約対象外です。訪問する場合は出張料が発生いたします。
▶オーバーライドの変更が有効な場合もあります。
▶慣らし運転をお試しください。
▶エラーが再発する場合はコールセンターへご連絡ください。
★DWX-52DC/DCiは2031年9月をもちましてサポート終了★
▶マニュアル/ソフトウェアのダウンロード
▶DGSHAPEへのお問い合わせ
#スピンドルモーター #スピンドルユニット #モーター