電源をオンにしてもスピンドルがミリングバーを持ったままで、どこかに引っかかってしまうときは… <DWX-52D>
スピンドルがミリングバーを持ったまま、機体の電源をオンにすると、初期動作で持っているミリングバーが引っかかってしまい、エラーが発生することがあります。
このようなときは、VPanelの[非常時ツールリリース]を使用して、ミリングバーをスピンドルから取り外してください。
【手順】
①機体の電源をオフにする。
②フロントカバーを開け、そのまま機体の電源をオンにする。
③機体に接続しているPCでVPanelを起動する。
④[機体設定]から、[メンテナンス]タブをクリックし、[非常時ツールリリース]が有効になっているこ
とを確認する。
※有効になっていないときは手順①からやり直してください。特に手順②でフロントカバーを開いたままにしておかないと有効になりません。
※図はVPanel for DWX
⑤ミリングバーを支えながら、[非常時ツールリリース]をクリックする。
⑥ミリングバーをスピンドルからゆっくりと取り外す。
※この時、ミリングバーがコレットに固着して外しにくいことがあります。その時はコレットの変形に注意して、ゆっくりと外すようにしてください。
▶エラーが再発する場合はコールセンターへご連絡ください。