アダプターにピン付材料を取り付ける <DWX-53DC>
アダプターにピン付材料を取り付ける
アダプターにワークを取り付け、アダプターキャップを締め付けてワークを固定します。どのアダプターにワークを取り付けても問題ありません。それぞれのアダプターには固有の ID ラベルが付いていますが、どの ID のアダプターを使用して加工するかは CAM ソフトで指定します。
必要なもの
アダプター |
ピン付材料 |
ピン付き材料用アダプター |
トルクドライバー (0.6Nm) |
参考:ピン付材料用アダプターから材料が落下する場合の対応 <DWX-53DC>
重 要 ビスの紛失や摩耗時には、付属の予備用ビスを使用してください。 |
トルクドライバーでアダプターのビスを 4 周程度回して緩める(4 箇所)
アダプターキャップを矢印の方向に回して取り外す。
アダプターベースにピン付材料用アダプターを取り付ける。
(1) アダプターベース(① )にピン付材料用アダプター( ②)をセットする。
• アダプターベース(① ):アルファベットの「C」の向きにする
• ピン付材料用アダプター(② ):数字が表側に見える向きにする
セットしたアダプターを裏面に返し、下図の位置を合わせる。
アダプターベースの突起部分(① )とピン付材料用アダプターのくぼみ部分(② )の位置が合うように取り付けます。
アダプターを表面に戻し、ピン付材料用アダプターがアダプターベースに隙間なく取り付けられているか確認する。ぐらつきがある場合は、突起部分とくぼみ部分の位置が合っているかを再度確認してください。
アダプターベースにアダプターキャップを取り付ける。
(1) 手順 2 で取り外したアダプターキャップを下図の向きにする。
切り欠きの位置に注意してください。
アダプターベースにアダプターキャップを取り付け、矢印の方向に回す。
ビスの座面がアダプターキャップに接触するまで、トルクドライバーでビス(4 か所)を仮止めする。
均等に固定するため、ビスを締め付ける前に仮止めします。
下図の通りの順に、トルクドライバーで 4 か所のビスを締める。
重 要 |
トルクドライバーのスリーブは、必ず 0.6 N・m のものを使用してください。守らないと、加工中にビスが緩み、加工品質に影響を及ぼす恐れがあります。 |
トルクドライバーが空回りするまで締めてください。 |
ピン付材料用アダプターにワークを取り付ける
下図は、ワークのサイズによる取り付け可能な本数を示しています。ワークの長さ(① )によって、アダプターに取り付けられる最大本数が異なります。
①≦ 20 mm | |
20 mm <① ≦ 50 mm | |
50 mm <① |
トルクドライバーで、ピン付材料を取り付ける位置のビスを緩める。
メ モ ビスの紛失や摩耗時には、付属の予備用ビスを使用してください。 |
ピン付材料用アダプターにピン付材料を取り付ける。
ピン付材料のくぼみ部分を下にし、ピン付材料用アダプターの突起に合わせて奥まで差し込みます。
トルクドライバーでビスを締め付ける。
トルクドライバーのスリーブは、必ず 0.6 N・m のものを使用してください。守らないと、加工中にビスが緩み、加工品質に影響を及ぼす恐れがあります。 |
トルクドライバーが空回りするまで締めてください。
ピン付材料とアダプターの間にすき間がないことを確認します。
▶不具合が再発する場合はコールセンターへご連絡ください。