102D-0000_スピンドルを回転できません <DWX-52DC/DCi>
102D-0000 スピンドルを回転できません。
状況/エラーの原因
ケーブルが断線していたり、スピンドルユニットが故障していたりする可能性があります。
手順
電源をオフにしてから本機をお買い上げの販売店または当社コールセンターまでご連絡ください。
ミリングバーを把持したままの場合はまず、材料を外してVPanelの_設定→メンテナンス→コレット開をクリックし動作が終わったら手で取り外しください。 |
▶冬期、朝一番に加工を始める時にこのエラーが表示される場合は、スピンドル内のグリスが固まっている可能性が高いです。
※設置時エラーの場合は運搬時のトラックの荷台の気温が低いと起こります。
この場合は物理的にスピンドルを温めてください。
・直接手でスピンドルを覆って温める。
・切削粉をきれいに掃除してからドライヤー(風量弱)でスピンドルを温める。
▶再発のテストは「スピンドル慣らし運転」(エージング)をお試しください。
参考:スピンドルの慣らし運転(暖機運転) <DWX-52D>
▶ベルトが正しく取り付けられているか確認する。
ベルトが正しく取り付けられていないと、モーターの力をスピンドルに伝える事が出来ません。
・位置:下図のように中央にあるか
・張り具合:ピンと張っているか
緩い場合は、ベルトテンション調整を行ってください。
ベルトを指で押して右か左に動かして重い場合はスピンドル不良の可能性があります。
スムーズに回る場合はVpanelの設定→メンテンス→慣らし運転を実施してご使用ください。
参考:スピンドルの交換方法_ZS-4D <DWX-52DC/DCi>
参考:スピンドルの交換方法_ZS-52D <DWX-52DC/DCi>
▶スピンドルの清掃
「コレット開」をクリックし下部を回しながら清掃してください。終わったら「コレット閉」で初期位置に戻ります。
切削粉は挟まっていないか、加工くずのカケラが噛み込んでいないか確認と清掃をしてください。
▶スピンドルの寿命
スピンドルを実際に手で回していただいて重い場合、ゴリゴリ感のある場合はスピンドル使用時間が目安の2000時間未満でもスピンドルの交換が必要です。
※スピンドルは消耗品です。
使用目安は2000時間としておりますが、加工条件や、材料の種類などで消耗が早まることがあります。ミリングバーが折れるまで使用するとスピンドルやコレット、モーターへの負荷が高くなり機体トラブルが増えることが考えられます。
スピンドルの交換のための訪問は保守契約対象外です。訪問する場合は出張料が発生いたします。
▶電圧不足の場合
コンセントがたこ足配線や、他の機体と同時に使用した場合、電源容量を超える事があります。
▶エラーが再発する場合はコールセンターへご連絡ください。
★DWX-52DC/DCiは2031年9月をもちましてサポート終了★
▶マニュアル/ソフトウェアのダウンロード
▶DGSHAPEへのお問い合わせ
#スピンドルモーター #スピンドルユニット #モーター