摩耗したミリングバーを自動的に切り替える<DWX-53DC>
摩耗したミリングバーを自動的に切り替える(Intelligent Tool Control)
加工中にミリングバーが摩耗し、交換が必要になることがあります。加工中に摩耗したミリングバーを自動的に切り替えたい場合は、Intelligent Tool Control (ITC)を使用してください。
ITC は、使用中のミリングバーが交換時期を迎えたとき、次のミリングバーに自動で切り替える機能です。それにより加工品質を維持しながら長時間の連続加工ができます。
[ミリングバー管理]画面で、自動で切り替えるミリングバーの組み合わせを設定します。複数本のミリングバーに同じ名前を登録することで、一組のセットとして設定されます。
最大 3 本まで、同じ名前を設定できます。
参考:VPanelのミリングバー設定方法 <DWX-53DC>
手順
[ミリングバー管理]画面を開く。
(1) VPanel のメイン画面で操作する機体を選択する。
機体を複数台接続している場合は、[MACHINE STATUS]に表示されている機体の画像をクリックして操作対象を切り替えます。
(2) をクリックする。
[ミリングバー管理]画面が表示されます。
ITC で自動的に切り替えたいミリングバーを、2 か所または 3 か所のミリングバーストッカーに設定する。
同じ名前のミリングバーが、一組のセットとして設定されます。加工中にミリングバーが交換時期を迎えると、自動で次のミリングバーに切り替わります。
追加でアダプターを購入する
本機は 6 個のアダプターを付属し、同時に管理することができます。ただし、CAM データ上の位置情報などの管理ができなくなるため、加工途中のワークはアダプターから取り外すことができません。
使用途中のワークを最後まで使いきるために、予備のアダプターを用意しておくことをおすすめします。アダプターは、最大100 個(ID:1~100)管理することができます。購入については、本機をお買い上げの販売店または当社サイトまでお問い合わせください。
アダプター購入後に必要な作業
オプション品で購入したアダプターには、アダプター ID のラベルが貼られていません。本体に付属されているオプション品用
のアダプター ID ラベルを貼ってから使用してください。
メモ アダプター ID ラベルは、下図の通りにアダプターに当てつけながら貼り付けてください。 ラベルの貼り付け位置がずれると、アダプター ID を正しく読み取れないことがあります。
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