日常のメンテナンス <DWX-53D>
加工終了後の清掃
毎日の加工終了後には、本機を清掃します。十分にお手入れされないまま本機を使用すると、加工結果に影響を及ぼしたり、場合によっては本機の破損につながったりする恐れがあります。
必要なもの
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ミリングエリアの清掃
手順
機体が待機状態であることを確認する。
機体上部またはミリングエリアのステータスライトが青色に点灯していれば、本機は動作待機中です。
本機に集塵機が接続されていることを確認する。
連動機能のある集塵機をお使いの場合は、連動用ケーブルが本機の拡張端子に接続されていることを確認してください。
VPanel を表示する。
[加工エリアの清掃]画面を開く。
(1) VPanel のメイン画面で操作する機体を選択する。
機体を複数台接続している場合は、[MACHINE STATUS]で操作する機体の画像をクリックして操作対象を切り替えます。
(2) をクリックする。
[加工エリアの清掃]画面が表示されます。
集塵機をオンにする。
• 連動機能のある集塵機をお使いの場合
自動で集塵機がオンになります。
• その他の集塵機をお使いの場合
手動で集塵機をオンにしてください。
フロントカバーを開ける。
カチッと音が鳴るまで引き上げてください。
画面の指示に従って、各部位を清掃する。
付属品のはけを使って、念入りに加工くずを取り除いてください。加工くずが付着したままだと、加工品質に影響を及ぼす可能性があります。取り除いた加工くずは、集塵機に吸い込ませてください。
重 要 イオナイザーの内部は、直接手で触れないでください。 |
・手前
クランプ(①)を清掃します。
・奥
付属品のお手入れ用の布で、カメラのカバーを拭きます。
汚れていると、撮影した映像が不鮮明になり、加工状況やエラー発生時の様子を確認できないことがあります。
・裏面
クランプ(①)の裏面を清掃します。
・スピンドル
スピンドルの先端を清掃します。ダミーピンやコレット、ミリングバーホルダーのすき間に残った加工くずも取り除いてください。
清掃が終了したら、フロントカバーを閉じる。
フロントカバーを軽く引き上げてから、カチッと音が鳴るまで下げてください。
[閉じる]をクリックする。
集塵機をオフにする。
• 連動機能のある集塵機をお使いの場合
VPanel の[加工エリアの清掃]画面が閉じると、自動で集塵機がオフになります。
メ モ ビルトインパネルのタッチセンサーを押しても集塵機をオフにすることができます。 |
・その他の集塵機をお使いの場合
手動で集塵機をオフにしてください。
ツールエリアの清掃
手順
機体が待機状態であることを確認する。
機体上部またはミリングエリアのステータスライトが青色に点灯していれば、本機は動作待機中です。
フロントカバーを開ける。
カチッと音が鳴るまで引き上げてください。
ツールエリアを清掃する。
清掃には付属品のはけを使います。ダミーピンストッカー(①)、ミリングバーストッカー(②)、ミリングバーセンサー周辺(③)は、付属品のお手入れ用の布で念入りに拭き、加工くずを取り除いてください。
加工くずが付着したままだと、加工品質に影響を及ぼす可能性があります。
フロントカバーを閉じる。
フロントカバーを軽く引き上げてから、カチッと音が鳴るまで下げてください。
ミリングバー/アダプターの清掃
手順
付属のお手入れ用の布で、下図の灰色の部分の汚れを拭き取る。
ピン付き材料用アダプターを使用した場合は、固定ねじ部(②)、ピン挿入部(③)を念入りに拭き取ってください。
特に固定ねじやピンを挿入する穴に加工くずが残りやすいため、丁寧に清掃してください。
加工くずが付着したままだと、材料が正しく固定できず加工品質に影響を与える可能性があります。
ミリングバーとアダプターを保管する。
メ モ ミリングバーホルダーのついたミリングバーは、円形の穴を上面に向けたツール置き場に立ててボトムストレージ内で保管することができます。 ツール置き場の四角形の穴を上面に向けると、ケースに入った未使用のミリングバーを立てて保管できます。この場合、ボトムストレージには入りませんので機体のそばに置いてご使用ください。 |